40代半ばから突然始まった両肩の痛み|管理職女性の四十肩の症例紹介 千代田区
2026.01.17
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40代半ばから突然始まった両肩の痛み | 管理職女性の四十肩の症例紹介 千代田区
『最初は片側だけだった肩の痛みが、気づいたら反対側の肩まで痛くなっていた——』
今回ご紹介するのは、40代半ば・管理職として忙しく働く女性の症例です。
四十肩・五十肩はよく聞く症状ですが、片側が落ち着く前に反対側も痛くなり、両肩が問題になるケースは、実はそこまで多くありません。
今回はまれな経過をたどったケースだったため、少し長くなりますが、経緯を一つずつご紹介します。
<来院までの経緯>
社会人になってから、肩こり・首の痛み・背中のつらさは時々感じていたそうです。
30代で末っ子を出産して以降、それらの症状は『疲れると出現』➡『なかなか抜けない』という形に変化していきました。
<最初の違和感>
肩の痛みを初めて感じたのは、約2年前。自宅で少し高い場所を掃除していた時でした。
「ピリッ」とした違和感があり、思わず手を下ろしたものの、その後は痛みが続くこともなく、掃除も最後までできたそうです。
ただ、しばらくの間、肩から腕にかけての重だるさが残っていたことは印象的だったそうです。この時点では日常生活に大きな支障はありませんでした。
<はっきりとした痛みの始まり>
明らかな痛みを感じたのは、約半年前。パソコンの入ったバッグを「ヒョイ」と持ち上げた瞬間、ズーンと響くような肩の痛みが残りました。『そのうち良くなるだろう』そう思って様子を見ていましたが、数日後には、夜中に肩の痛みで目が覚めるようになってしまいました。
<医療機関と治療院での経過>
整形外科を受診し、その後、注射及びリハビリを約1か月程受けました。
夜間痛は落ち着き、ひと安心したものの、腕は半分ほどしか上がらない状態が続きました。
忙しさで定期的なリハビリが難しくなり、知人の勧めでマッサージや鍼治療も受けてみましたが、楽な日もあればつらい日もある一進一退の状態でした。『四十肩・五十肩は、半年〜1年で自然に良くなることもある』という情報を見て、一喜一憂せず過ごしていたそうです。しかし、ここで想定外の出来事が起こります。
<反対側の肩に痛みが出現>
なんと、逆側の肩にも痛みが出始めたのです。さすがに「これはマズい」と感じ、再び整形外科を受診しましたが、「注射をするほどではない」と湿布の処方のみ。その後は着替えや電車のつり革、何気ない腕の動作など、細かな場面で不自由さが増えていきました。
不安を感じていたところ、知人の紹介でカイロプラクティックを知り、今回の来院となりました。
肩のお悩みはこちら ⇒ 肩の痛みの原因辞典
施術風景はこちらをご覧ください (その1) ↓ ↓ ↓
<初診時の症状>
左肩
前方挙上 : 水平よりやや上まで
横の動き : 半分以上可能
脇を開く動き : ごくわずか(痛みの出ない範囲)
右肩
左より可動域はあるが、動作時に痛みを伴う
日常動作
Tシャツの着脱 : 痛みはあるが可能
電車のつり革 : 持てない
<施術後の経過>
初期段階 :不安を減らすことを最優先に
今回のケースで最も大切にしたのは、「この肩は変わる可能性がある」という感覚を持っていただくことでした。痛みが強い時期は、無意識にかばう動作が増え、肩まわりのバランスがさらに複雑になりやすくなります。
そこでまずは、痛みが直接出ていない筋肉や、動きが止まっている周辺部位からアプローチし、肩に「ゆとり」を作ることを優先しました。その結果、当初つらかった左肩の可動域に少しずつ変化が現れました。
右肩への対応
右肩は、症状が出てからの期間が比較的短く、動きはあるものの使い方に偏りが見られました。そのため、毎回の施術で状態を確認しながら偏った動きを修正することを中心に慎重に進めました。
なお、テーピングによるサポートも検討しましたが、皮膚が弱く断念。(テーピングが使用できていれば、回復スピードはもう少し早かった可能性も考えられます)。
2週間後の変化
約2週間で4回の施術を行った頃、左肩にははっきりとした「ゆとり」が出てきました。
『痛みに注意すれば、できることが増えてきた』この実感は、その後の回復にとって大きな転機となりました。
このタイミングで、筋肉疲労を考慮し、以前通っていた鍼治療との併用もご提案しました。
結果的にこの判断が功を奏し、約2か月後には、左肩に対する怖さや不安感が大きく軽減しました。
四十肩・五十肩の本当の山場はこれから
日常生活に少し自信が戻ってくると、次に起こりやすいのが『やりすぎ』です。
〇腕を伸ばして物を取る
〇重さのわからない物を片手で持つ
〇寝ぼけた状態で腕を伸ばす
特に寝起きの動作は要注意です。
今回の患者さんも、何度か痛みをぶり返す場面がありましたが、地道に施術を継続し、約半年が経過した頃には、
〇電車のつり革が持てる
〇肩のストレッチができる
〇変則的な動きにも対応できる
といった段階まで回復されました。
その後の経過
その後は、カイロプラクティックでの施術とご自宅でのセルフケアを継続しながら、ご本人の判断でヨガやピラティスも取り入れられました。約1年後には四十肩・五十肩の施術はほぼ終了し、現在は肩こり・首こり・腰のメンテナンスを中心に通院されています。
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当院の考え方
当院では、「痛いところだけを見る」施術は行っていません。
その症状が出るまでの生活背景や身体がどのように使われてきたのかを大切にしながら、「なぜこの症状が出たのか」「これからどう付き合っていくとよいのか」を共有しつつ進めることを重視しています。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回の症例では、なぜ両肩に問題が広がったのかを丁寧に整理することが重要でした。一般的に、片側の肩が十分に回復する前に反対側に負担がかかるケースは一定数見られます。お話を総合すると、最初に痛めた肩が回復途中の段階で、逆側の肩に負担が増した可能性が高いと考えられました。経過を理解し、小さな変化を一つずつ実感していただくことで、『この先も良くなっていく』という希望を持って取り組んでいただけたことが何より大きかったと感じています。
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このような方の参考になる症例です
〇四十肩・五十肩が長引いている方
〇片側だけでなく両肩に不安を感じている方
〇病院や治療院を転々として不安な方
〇「このまま動かなくなるのでは」と怖さを感じている方
当院では、まず今のお身体の状態を丁寧に確認し、
「何が負担になっているのか」「何から整えるべきか」を一緒に整理します。
無理に通院をおすすめすることはありませんので、気になる方はご相談ください。
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