『せき喘息』咳で腰にピキッと響いた。その後『花粉症』くしゃみでぎっくり腰。 千代田区
2024.05.24
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元々腰痛持ちの方が、突然激しい痛みに襲われた50代男性のレポートです。
昨年末に咳が止まらないので専門医を受診したところ『せき喘息』と診断されました。薬の処方で咳も落ちついたのですが、花粉症の季節に入り、不意にくしゃみをした時に突然腰痛が悪化してしまった事例です。
以前から腰痛持ちでしたが、治療院で定期的にメンテナンスを受けてきました。しかしながら昨年末から仕事の慌ただしさなどでメンテナンスを受けていませんでした。そんな折、風邪をこじらせて咳が2,3週間つづきました。専門医を受診したところ『せき喘息』と診断され、薬を処方されました。幾度となく咳がでるので在宅勤務を増やしたり、マスクで備えました。その後、咳ばかりしていたので背中が痛くなり腹筋までもがつっている感じになりました。
特に咳をすると腰にピキッと痛みがひびくようで、更にひどいと背中と腰が割れるような感じがあるので安全に生活していました。やっと咳が落ち着いてきたのですが、その後『花粉症』が始まりました。間もなくくしゃみがとまらなくなり、悪化させてしまいました。
施術風景はこちらをご覧ください ↓ ↓ ↓
<初診時の症状>
①咳やくしゃみで腰がひびくような痛み
②咳やくしゃみで背中と腰が割れるような痛み
③ぎっくり腰
<施術後の経過>
初回は、腰を中心に股関節や背中の筋肉に強い張りと腰の一部で熱感も確認できました。そのため基本的なぎっくり腰の対応と全身の筋肉調整を行いました。
5日後の2回目の施術時には、腰の痛みはあるものの起き上がる動作や寝返りの動きで痛みを感じることははとんどありませんでした。しかし前にかがむ姿勢をとると咳やくしゃみをした時の腰の痛みを再現できました。
よって特に呼吸に関わる筋肉群のアプローチを優先的に進めました。頚部から正面や側面、そして骨盤周囲も重要になります。その後3回目の施術の後には、咳をしても腰に痛みが響かなくなりましたので、輪をかけて痛みの再現の確認を積極的に行いました。ほぼ問題はなかったので基本的な全身に対してのアプローチを行いました。
<担当カイロプラクターのコメント>
咳喘息をはじめとする呼吸器のトラブルで胸郭(あばら骨)からお腹まわり、腰周りに負担がかかり痛みを訴えられるケースがあります。その状態は呼吸にかかわる筋肉群に負担を与えられたことが予想されます。
結果、腰痛や背部痛などにつながることが考えられます。更にその状況で花粉症によりくしゃみが重なると目も当てられない状態が想像できます。まずは専門医から処方される薬でしっかりと咳喘息からの回復が優先されます。
ただ咳やくしゃみで腰があぶなくなる状態は続きますので、咳やくしゃみから腰周りをお守りする方法をご指導させていただきます。最後に落ち着いた状態に移行したタイミングで呼吸の再構築するためのエクササイズをしっかり行います。
腰痛を詳しく知りたい方はこちら⇒ 腰痛
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