ヨガをしたから腰痛とお尻の痛みが出るようになりました。
2020.01.07
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ヨガの運動をきっかけに腰痛とお尻の痛みが出てしまった35歳女性の患者さんのレポートです。
ヨガで無理をしてしまったせいで筋肉を傷めてしまい、それが原因でトリガーポイントが出来てしまった一例です。
3週間前岩盤ヨガに行きました。それから2〜3日後右の腰からお尻の上辺りが痛くなりました。整形外科に行ったところ腰の骨と骨の間が狭くなっているといわれ、けん引と痛み止めの薬をもらいました。けん引はあまり効果がなく、薬を飲むと少し楽になります。1週間前から右足にも痛みと痺れが出始めました。朝起きがけと夕方に痛みが強くなります。とくにずっと座っていると痛みが悪化します。お風呂に入って温めると少し楽になります。
<初回来院時の症状>
①右腰の痛み。
②右お尻の痛み。
③右足ふくらはぎの痛みとしびれ。
④肩こり。
<施術後の経過>
初回の検査では、座っている体勢だけでなく、もも裏の筋肉であるハムストリングスやお尻の筋肉をストレッチしても腰からお尻の痛みを感じる状態でした。また、お尻のある部分を押すと右足の痛みと痺れが誘発されました。
このことから、お尻の筋肉に出来たトリガーポイントが原因で痛みと痺れが起こっていると考えられました。
そのため施術は、このお尻に出来たトリガーポイントに対するアプローチを中心に行いました。さらに、そこをかばって緊張していたハムストリングスや腰の脊柱起立筋に対してもアプローチを行っていきいました。
初回の施術では、痛みは残るものの前よりもスムーズに動けるようになったということでした。4回の施術後には痛みと痺れはだいぶ落ち着き、日常生活では問題ないレベルになりました。
その後ヨガを再開していただきながら2~3週間に1回の間隔で来院していただき状態を確認していきましたが、症状の再発はありませんでした。
<担当カイロプラクターのコメント>
岩盤ヨガやホットヨガは、湿度の高い温かい部屋で行うため筋肉が温まりやすく普段より伸ばしやすくなるのが特徴です。今回は気付かないうちに筋肉を伸ばしすぎてしまいお尻の筋肉を痛めてしまったと考えられます。結果としてお尻の筋肉のトリガーポイントになってしまい痛みとしびれを引き起こしたと思われます。普段あまり運動をしない方は、自分の身体をしっかりコントロールできないことがあるいので注意が必要です。今回のことでこの方はご自身の身体の限界を把握できたので、ヨガでも無理のない範囲でストレッチを行うようになったため症状の再発を抑えられたと考えられます。
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お尻の痛み 千代田区 東京 カイロプラクティック 整体